とりのとりこ

インコの主食

シードとペレット

シードというのは粟・ヒエ・キビなどの穀物を中心とした種子餌のことです。昔からインコのエサの定番ですし、鳥のエサを扱っているショップならどこでも見かけます。

最近はペレットという固形の総合栄養食が出回っています。ドッグフードやキャットフードのように、鳥に必要な栄養を手軽に補給出来る専用フードです。

シードだといろんな種類のものを混ぜて与えるので、好きなものだけ食べて嫌いなものは捨てることがありますし、足りない栄養を副食で補う必要があり、管理が大変です。

ペレットは栄養管理が簡単なものの、食生活が単調になりますし、人工なのが不安だという飼い主さんもいらっしゃるようです。また一般的なショップに出回り始めたのが最近で、ペレット食で長生きした鳥さんの事例もまだ少ないですし、日本製はほとんど無く輸入品に頼っている現状なので、在庫が不安定というデメリットもあります。

ムキエ(剥き餌)はオススメ出来ません。皮つき餌にあるはずの栄養が落ちてしまっていたり、死に餌といって生きた種子ではないので酸化が早いためです。皮つき餌は生きているので、上手に保存すれば1年以上もつと言われています。クチバシを失ってしまって皮を剥けない子にムキエをあげているという話を拝見したことはありますが、そういった特別な理由が無い限り、掃除や補給は面倒ですが皮つき餌が良いと思います。

  メリット デメリット
シード 自然食、選ぶ楽しみがある、皮を剥く楽しみがある、価格が安い 農薬や汚染が心配、偏食の恐れがある、たくさんの副食で栄養を補助する必要がある、掃除や補給が面倒
ペレット 栄養管理が楽、エサの補給が楽 人工、歴史が浅い、輸入中心で在庫が不安定、食生活が単調になりがち(おやつで補助が必要)、価格が高い

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シードのあげ方

鳥種によって最適なブレンドというのは違って来ます。色々なシードを単品で買って来て、鳥の体調や季節に合わせて自分でブレンドするスゴイ方もいらっしゃいますが、私はショップのブレンド頼りです(´へ`;) でも市販のブレンドされたシードでも、とんでもないモノがあるので注意が必要です。オカメ用ブレンドシードにヒマワリが大量に入っていたこともありました(脂質が非常に多いため、うちでは1日5粒までと決めています)。

買ってきたばかりの市販のシードは汚れているので洗浄します。ストッキングなどに入れて水に一度浸けただけでこんな感じになります。色々と考えた上で洗浄しない方針の方もいらっしゃいますが、私はこれを見てしまうと洗浄せずにはおれません(汗) ちなみにこのシードは10回ほどすすいでようやく綺麗になりました。

水洗いの後は天日干しで完全に乾燥させます。新聞の上に載せて、こまめに敷き換えると乾きが早くなります。屋外で乾燥させる際は野鳥に注意です。

洗浄中の市販シード

私はズボラなので洗浄作業が面倒で面倒で……。早く完全ペレット食にしてしまいたかったのですが、ココ@オカメがなかなか切り替えてくれなかったので色々試した結果、質の高い鳥の餌専門店のシードを使うことにしました。今はあちこち調べまわった結果キクスイさんのシードを買っています。試しに少し洗ってみたら、ほとんど水が汚れなかったのでお気に入りです。

皮付き餌は餌入れをよく見ないと、まだ残っているように見えても実は中身が入っていないことがあります。補給の際にはまず餌入れを横に揺らして皮を上に浮かせ、息で吹き飛ばして選り分けるわけですが、うっかりすると髪についたり吸っちゃったりして大変です。そこで便利なのがストロー! ストローで息を吹きかけると強さや方向を調整しやすくて便利です★

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シードの保存方法

シードの敵は何といっても湿気と虫です。私は普通のタッパーで常温保存していた時は虫を湧かせてしまいました……(゜д゜lll) 虫の卵は元々シードについているものだというので、常温保存したせいかもしれません。今も常温保存ですが、キクスイさんのシードは脱酸素包装で虫は死滅しているそうですし、完全に密閉できるフードストッカーに入れているため、今のところ虫は発生していません。ちなみにキクスイさんは密閉して冷暗所での保存を推奨されています。袋も購入時のままでとのことですが、何度も繰り返し使っているうちにジッパーがダメになってしまうので、うちは開封後すぐに全てフードストッカーに移しています。

あちこち調べてまわって冷蔵庫での保存に良さそうだなぁと思ったのは、洗浄済みのシードをペットボトルに入れる方法です。四角いペットボトルは家庭用冷蔵庫に対して効率の良い形・サイズで作られていますしね。密閉できるのはもちろん、口が小さいので異物の混入も難しいです。ただし冷蔵庫から出してすぐは結露でカビが生える恐れがあるので、室温に戻すまでしばらく待たなければいけません。

シードについている虫の卵を殺すためには、買ってすぐ3日ほど冷凍するのが良いのだとか。その後であれば密閉容器に移して常温保存しても大丈夫だそうです。

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ペレットのあげ方

ペレットは副食が無くてもこれだけで必要な栄養が全て取れるというものです。でもメーカーによって配合されているものは少しずつ違いますし、一種類だけでは単調な食餌になってしまって可哀想ですし、輸入ものが多くて在庫に波があるため、私はいろんなメーカーのいろんな種類を混ぜたり別の容器に入れておいたりしています。

ペレットの補給はとても楽で、噛み砕いて粉になったものをザルで漉して残りを容器に戻します。オーガニック製品は毎朝残りを全部捨てて新しいものに入れ替えています。

これだけだと味気ないので、週1回程度粟穂や小松菜をあげたり、遊んでいる時にヒマワリの種やニュートリベリーなどのおやつを少しあげています。ヒマワリはあまり食べ過ぎると良くないので、ヘルシーなソバの実をあげることもあります。

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ペレットの保存方法

袋にジッパーのついていないペレットは全て密閉できるタッパー(蓋がネジ式になっているものがお気に入り)に移しています。タッパーに入りきらない場合は、袋ごとシードのフードストッカーに入れます。ジッパーつきのものは、小さめの密閉容器に大体1週間程度で使う分を適当に移して、残りは密閉して常温保存しています。ただハリソンバードフードなどのオーガニック製品は保存に気を使っていて、特にビビ@オカメしか食べない処方食は減りが遅いため、小さい密閉容器に移した残りは冷蔵庫の上の方(あまり冷えすぎないところ)に保存しています。取り出す時は袋を開けずに数時間室内に放置し、室温に戻してから開けています(結露対策)。

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シードからペレットへの切り替え方法

マメルリハとコザクラではあまり苦労しませんでしたが、シード食のオカメをペレット食に切り替えるのは大変でした! ペレットをつままないことはないけど全然食べてくれなくて……。例によってあちこち調べまわった結果、混ぜ方などの問題だけでなく、ペレットにもいろんな味があって好みが分かれるということが分かりました。よく考えてみたら当たり前なのですが、体に良さそうなオーガニックのペレットを食べさせようと必死で、そこまで頭が回っていませんでした(涙)

いろんなメーカーの小袋や量り売りを試して、ズプリームの「ナチュラルダイエット オカメインコ」でシード主食:ペレット副食の状態になり、小袋や量り売りの無いドクターマック「メンテナンスタイプ オカメインコ」を思い切って購入したところ、ようやくペレットを主食にしてくれるようになりました。未だに換羽期のように食欲の無い時はシードを欲しがりますが、ある程度は併用で構わないと思っています。

まず最初は味に慣れてもらうためにペレットを粉にしてシードにまぶしていましたが、ドクターマックのペレットは指でぐっと強くつまむとサラサラの粉になってくれるので楽でした★ 1週間ほどしたらシードの中に塊のままのペレットを混ぜ、別の容器にペレットだけを入れました。その後シードの量をだんだん減らしていくと、自然にペレットを食べてくれるようになりました。

マメも最初はペレットを食べてくれなくて困ったのですが(メインの餌入れに入れると怒って掻き出してしまう)、隣のケージの好き嫌いの無いコザクラがペレットをポリポリ美味しそうに食べているのを見て興味を持ったのか、コザクラのケージがある方に半月容器に入れたペレットを置くと食べ始めました。そのままペレット主食になっています。マメの場合は「ペレットが食べ物だと認識する」ことにハードルがあったようです。

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我が家のペレット

近くにペレットを売っているショップがほとんど無いため、ほぼ全て通販に頼っています。

ドクターマック「メンテナンスタイプ パロット」 ドクターマックのペレットの写真
オーガニックのオーストラリア産ペレットです。うちの子たちは全員ドクターマックが大好き! 他のペレットと混ぜて入れても、まず最初に選んで食べています。指でぐっと強くつまむと粉になります。一粒が少し大きめですが柔らかいので、一人餌切り替え中の子や小粒好みのマメルリハも好んで食べています。オカメには専用のものがあります。
ズプリーム「ナチュラルダイエット オカメインコ ズプリームのペレットの写真
あられみたいなペレットです。小粒好みのマメ以外はみんな大好き! カリカリ良い音を立てながらかじっています。ドクターマックは噛み応えはあまり無さそうなので、ズプリームで補っているのかも? 実際に食べてみた勇者は美味しかったそうです\
ガーデン・グッドネスのサンプルを試してみたところ、ビビ@オカメの食いつきが良かったのですが、乾燥トマトばかり選んで食べているようなのでやめました(´ヘ`;)
ケイティー「エグザクト オリジナル オカメインコ ケイティーのペレットの写真
パウダーフードがケイティーなので切り替えが簡単かと思って購入しましたが、ココ@オカメはあんまり食べませんでした。ツナ@マメルリハが小粒好みなのでパラキート用を購入(大きさはオカメ用と大して変わりません)。今では主食になっています。
ラウディブッシュ 「メンテナンスタイプ ミニ ラウディブッシュのペレットの写真
輸入ものペレットの中では国内で一番流通しているというラウディブッシュのペレット。市内のペットショップでも見かけるので、品切れの心配が薄そうだと思って購入しました。例によってココ@オカメは食べませんでしたが、ビビ@オカメは入院中に頂いていたおかげか食べるのでブリーダータイプと一緒にあげています(ビビは痩せすぎなので主治医の先生のご指導により高カロリー食を混ぜています)。
ラウディブッシュ 「メンテナンスタイプ フレーク ラウディブッシュのペレットの写真
ミニだとマメには大き過ぎるようなので更に小粒のフレークを購入。ツナ@マメルリハはこのサイズなら食べてくれます。
ラウディブッシュのペレットは袋にジッパーがついていないのが難点です(´へ`;)
ハリソン 「アダルトライフタイム スーパーファイン」 ハリソンバードフードのペレットの写真
ビビ@オカメの処方食のハイポテンシー・ファインを他の子に少しあげてみたら、ツナ@マメルリハとモモ@コザクラの食いつきが良かったので購入してみました。小粒好みのツナに合わせてファインよりもっと小さいスーパーファインです。保存料が入っていない完全なオーガニック食品なので賞味期限と保存方法に注意が必要です。
ハリソンバードフードのペレットは国内では基本的に動物病院でしか売っていません。共同購入で輸入されているサイトもあります。

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