マメルリハの基礎知識
マメルリハインコの生態
学名 | Forpus coelestis | ||
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英名 | Pacific parrotlet (Celestial parrotlet) |
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分類 | オウム目インコ科 ルリハインコ属マメルリハ |
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体長 | 12~13cm | 体重 | 30~35g |
原産地 | エクアドル、ペルーの太平洋沿岸 | 寿命 | 10~15年 |
鳴き声 | 普段のさえずりはスズメに近い感じで、そう大きくはない。本気の呼び鳴きは大きい | 物真似 | 簡単な言葉を覚える(うちの子はまだ) |
色種 |
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マメルリハインコの性格
細かいことはあまり気にしないマイペースな鳥です。オカメほど甘ったれているわけでもなく、コザクラほど騒がしくもありません。
オカメほど些細な機微は分かりやすくはありませんが、感情はとても豊かです。機嫌が良くなると「プグゥ~ ググ」など唸っているような鳴き方をしたり、踊ったりします。
スリルを楽しんでいるのか? おもちゃから逆さまにぶら下がって大きく揺らしたり、わざと人間の頭スレスレをかすめて飛んでいったり、遊び方は非常にアクティブです。
よく馴れるとニギコロ(手の中でひっくり返ったままお腹を見せていてくれる大技)をさせてくれる子もいます。我が家ではミツとヒマワリの2羽がさせてくれます(特にヒマワリの得意技です)。
喜怒哀楽がはっきりしているため、ご機嫌な時はいいですが、一度怒ると攻撃性が強いのも特徴です。ただし怒りは長続きしません。嫌なことをされたら一度ガブリと「ヤメテ!」を表現して、その後同じことをされなければ、怒っていたのがウソのようにケロっとしています。
マメルリハインコの体と行動
小さな体でよく飛びよく遊びます。短時間ならハチドリのように滞空も出来ます。私がびっくりしたのは、垂直の壁に張り付くように止まったことです! すごい脚力。体が軽いからこそ出来る芸当ですね。
体は小さいですがクチバシは大きいので破壊力抜群。噛み癖がついてしまうと流血沙汰になるので、うちでは「痛かったら息を強く吹きかける」というトレーニングをしています。
マメルリハインコの馴らし方
うちのツナはお迎えした時はベタ馴れではありませんでした。新しい環境で知らない人間に囲まれているということもあってか、手を怖がって人間にあまり寄り付かないし、部屋の上3分の1を飛び回って降りて来ません。そこで以下の懐柔策を取り、ベタ子にすることに成功しました。
- 声をかけながら容器にエサを補充するところを見せる
- 食事を観察して好物を知り、嫌いなものを容器の底のほうに入れて、好きなものを上に入れる(=人間の手が入れた直後は美味しい!)
- ケージの外から近づいて歌をうたう
- 人間が先住オカメとラブラブしているところを見せる
マメルリハインコの食性
マメルリハは種子食です。穀物を主食に、小松菜やチンゲン菜などの青菜類や、ニンジンやカボチャなどの野菜を与えます。カルシウムやミネラルの補給には塩土、カトルボーン(イカの甲)、ボレー粉(カキの殻)。動物性たんぱく質も少量必要になりますので、ゆで卵やエッグフードを時々あげることもあるそうです。
最近はペレットという固形の総合栄養食が出回っています。ドッグフードやキャットフードのように、鳥に必要な栄養を手軽に補給出来る専用フードです。
シードだといろんな種類のものを混ぜて与えるので、好きなものだけ食べて嫌いなものは捨てることがありますし、足りない栄養を副食で補う必要があり、管理が大変です。ペレットは栄養管理が簡単なものの、食生活が単調になりますし、人工なのが不安だという飼い主さんもいらっしゃるようです。また開発されてからそう経っていないので、ペレット食で長生きした鳥さんの事例もまだ少ないですし、日本製はほとんど無く輸入品に頼っている現状なので、在庫が不安定というデメリットもあります。
オカメよりも脂質を多く必要とし(運動量の差?)、シードのブレンドはラブバード用のものに、単品でサフラワーやヒマワリを用意して少し混ぜると良いそうです。我が家では朝日商事さんにオリジナルブレンドをお願いしています(発注が20kg単位なので1kgずつ個包装して頂いてとりこやでお分けしています)。また驚くほどよく食べます! さっき入れたばっかりなのにもう無いの!? なんてことがよく……。エサの残量には注意が必要です。
我が家はペレットを主食に青菜・果物などをおやつにしています。ペレットは小粒のものが良いようで、小型インコ用のものをあげています。
【参考資料・出典】Wikipedia、ペットの専門店コジマ・アニマル図鑑