とりのとりこ

インコの繁殖・巣引きについて

インコと暮らしていると、1羽では寂しそうだからとペアの相手をお迎えしたり、我が子が親になる姿を見たいという気持ちが湧いてくる方も多いのではないでしょうか。小型インコの巣引き(繁殖)は、あまり場所もとらず技術的にも難しいものではないため、気軽に挑戦してみることもできます。

ただ、ちょっと待って! よく考えてみてください。

インコさんがペアの相手を求めている時、その対象は飼い主さんであるケースが多いです。大好きな飼い主さんから引き離して、別の相手をあてがうのは、本当にインコさんにとって嬉しいことでしょうか? また手乗りの子はペアを組むと、それまでどれだけベタなれであっても、多少の差はあれど人間と距離を置きたがるようになる子が多いです。

インコさんの血統が分かっていないと、知らない間に近親同士でペアを組んでしまう場合もあります。特に同じショップからお迎えする場合、仕入れ元が同じ可能性がありますので、注意が必要です。

つがいの相手をブリーダーさんからお迎えする場合は、今いる子をどこでお迎えしたどのペアの子か伝えて、相談してみましょう。最初の子とは別のブリーダーさんからお迎えする場合でも、ブリーダーさん同士で親鳥をやりとりしていることがありますので、血縁関係があるかもしれません。

ヒナは毎シーズン5~6羽生まれてきます。1ペアにつき年間10羽前後の計算です。これだけの数を自宅で飼育するか、里子に出すか、ショップに卸すかしていかなくてはいけません。後者二つの場合、動物取扱業の登録が法律で義務づけられています。登録していなければ違法になるケースがあります。

無償で譲渡するのであれば動物取扱業の登録は必要ないそうです(※意外なことが営利目的と判断される場合もあります。下記参照)。ただ全くの無償というのはオススメできません。

不幸な子を増やさないためにも、計画的で適切な巣引きを!!
これは巣引きを行おうとする人間に共通の義務です。

動物取扱業の登録について

年間2羽以上のインコを営利目的で里子に出す場合、動物取扱業(販売)の登録が法律で義務づけられています。全くの無償であれば登録の必要はないそうですが、以下のケースは“営利”と判断されます。

ただしこれらの判断基準は地域によって違います。詳しくは譲渡する側の都道府県管轄の動物愛護センターに問い合わせてみてください。

さて、登録を申請するためには条件があります。以下の3つの条件の内、いずれか1つを満たしていなければいけません。

  1. 営もうとする動物取扱業の種別ごとに別表下欄に定める種別(*)に係る半年間以上の実務経験があること。
  2. 営もうとする動物取扱業の種別に係る知識及び技術について一年間以上教育する学校その他の教育機関を卒業していること。
  3. 公平性及び専門性を持った団体が行う客観的な試験によって、営もうとする動物取扱業の種別に係る知識及び技術を習得していることの証明を得ていること。

動物の愛護及び管理に関する法律施行規則」より引用
* このページで説明しているケースでは「販売」のこと

うちの管轄の動物愛護センターに問い合わせたところ、とても親身に相談に乗ってくださって、個人なら「家庭動物販売士」の資格を取るのが一番近道ですよ~と教えて頂きました。

「家庭動物販売士」の試験は、現在のところ年1回実施されています。私も家庭動物販売士3級の資格を取得しました。

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